2017/09/06
基本的に時間がないときの眠気・疲れ対策・・・パワーナップ
時間がないが疲れてたまらない時の休息法としてパワーナップは短時間で睡眠をとるのに非常に優れた方法です。短い休息であっても仕事の作業効率を少しは回復させることができます。パワーナップによって蓄積された疲労を回復させておくことで、時間が限られている状況下でも効率的に体力を回復させましょう。
時間が足りないビジネスマンや学生の方は、時間がなくても疲労で落ちた作業効率を上げる効果的な方法と思います。仕事中でも15分から30分程度の時間なら何とか作れますし、同じ非効率でもパワーナップを行うか行わないかでは雲泥の差があるのです。仕事や勉強中に、疲労で脳のパフォーマンスが落ちて効率が悪くなったらパワーナップを行いましょう。パワーナップをするときは、ただ目を閉じてぼーっとするだけで構いません。眠れても眠れなくても大丈夫です。
ただし初めてから必ず30分以内に切り上げる!
これだけ守っておけばかなり違ったことになるはずですが、眠り過ぎだけは本当に注意が必要です。寝過ごしてしまわないようにめざましか何かを用意して、できれば始める直前にカフェインを含んだものを摂取しましょう。このように事前にコーヒーや紅茶などを飲んでから行うパワーナップをカフェインナップと呼ぶらしいです。カフェインは目を覚ます作用があり、口に入れてから30分後くらいに効き始めるので、カフェインナップするとより楽に目を覚まして活動を再開することが出来ます。
夕方以降のうたた寝を防ぐにも、“パワーナップ”と呼ばれる昼寝法が効果的。昼間にいったん疲労を解消することで、眠気のピークを就寝時間のタイミングに合わせていく。環境が許すならランチ後の眠気は我慢せず、積極的に実践してください。
パワーナップと昼寝の違い・・・それは深い眠りに入るか入らないかです。
パワーナップは睡眠の効率が良いため、「深い眠りにあえて入らない」ことがポイントなのです。浅い睡眠状態で休息を取ることで効率的に疲労や睡眠を取ることができるからです。
ではパワーナップを行うときにはどのようにすればよいのでしょうか? そのために大切なのは、何よりも深く眠りすぎないようにすることです。深く眠りすぎるとそれはただの仮眠になってしまい、場合によっては余計に疲労を感じてしまう逆効果なども生まれます。
そういった困った事態を防ぐためには、簡単なパワーナップを行う上でのルールを守るだけで良いのです。
パワーナップのポイント
● 時間を25分以上にしない
● 眠りが深くなり過ぎないよう横にならない(座って寝る)
● 自分を過信しない、ちゃんとアラームをセットする
● 正午から15時までの間に
睡眠を効率よくとるとうつ病などの心の病気もよくなります。
がん治療の民間療法とは
小林麻央さんは、がんの標準治療を行わず、民間療法を受けられていたということが、6月29日に発売された週刊新潮に載せられました。手術や抗がん剤治療、放射線治療、ホルモン療法などを組み合わせて行う、いわば「がんの標準治療」をがんが見つかった段階ですぐに行わなかったそうだ。
その理由については、謎ではあるが、噂では麻央さんは女性として乳房は残しておきたいという希望があったからなのではないかといわれています。また、週刊新潮では、麻央さんは民間療法である「気功療法」を受けられていたのではないかと言及していたが、それは夫である市川海老蔵さん経由で取り入れられたのではないかと言われている。他にも「水素水」や「温熱免疫療法」などの民間療法を受けていたという話もありますが、まったく根拠のない治療です。もちろん、標準医療を受けたからといって治らない人もいます。
手術や、抗がん剤の副作用などを考えると、“副作用のない治療”を選びたくなるのは当然の心理。特に、女性にとって乳房を切るということに抵抗がないという人はいないはず。
ただ、がん細胞が発見されてからも「民間療法」を選択し続けていたのはなぜでしょう。セカンドオピニオン、サードオピニオンを早めにしておく重要性を感じた人は多いはずです。
乳がんは、がんのなかでは比較的タチのよい部類に入ります。「全国がんセンター協議会」の集計データによると、乳がんの5年生存率は全体で92.9%です。ステージ2の患者だけでは95.2%、かなり進行したステージ3では79.5%です。膵臓(すいぞう)がんではステージ1でも40.5%ですから、乳がんがいかに治りやすいタイプであるかが分かります。
標準治療とは簡単にいえば、現時点での「最善・最良の治療」のことです。標準治療は、がんのタイプや進行度をもとに、手術、放射線治療、薬物療法を適切に組み合わせて治療していくものです。がんの専門医が使う診療ガイドラインにも標準治療が優先して記載されています。
乳がんでは、部分切除と放射線治療を組み合わせた「乳房温存療法」が標準治療の代表ですし、全摘が必要な場合でも再建手術を保険で受けることもできます。
がんの治療は後悔のないよう、標準治療を選択することが基本です。