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2009年1月

2009年1月喫煙者の禁煙後の体重増加 1月号

2009年1月喫煙者の禁煙後の体重増加 1月号

禁煙すると太るのが気になるという喫煙者も多いようです。禁煙で体重が増加する原因として次の3つが挙げられます。

1.食事量が増える・・・食べ物の味が良く分かるようになり、喫煙中よりおいしく感じて沢山食べる。タバコを吸えない口寂しさから常に何か口に入れようとする。
2.消化吸収が良くなる・・・胃腸の血液循環が良くなり、胃腸の働きが良くなるため、同じ食べ物を摂取しても栄養分の消化吸収が高まる。
3.代謝系の回復・・・喫煙中は交感神経が亢進され、無駄なエネルギーを消費していますが禁煙すると、副交感神経が亢進され、無駄な消費がなくなる。

実際、3人に2人に体重増加がみられますが、2キロ程度です。これは体の機能が回復した証拠です。体内に沢山の酸素が取り込まれ、呼吸器の状態も良くなるため運動能力もあがります。体重増加は通常3ヶ月もすれば落ち着きます。運動を習慣にすれば太りにくい体になります。
また、運動を新たに始めた人は禁煙持続率が倍増するという調査結果があります。逆に喫煙をすれば痩せられるかというとこれは間違った定説です。アメリカの護師の集団での追跡調査したところ、新たに喫煙を始めた人のほうが非喫煙者より体重が増加したという結果があります。タバコで痩せるという考えは存在しません。