2015/08/06
がん検診で「異常なし」の落とし穴 一度の徹底検査より、毎年の受診を

まれにがんが「存在するものの発見できなかった」というケースもあります。一例を挙げると、大腸がんの検診でよく行われている「便潜血反応検査」は、必ずしも万能だとは言い切れません。現状では、がんが「陽性」であるにもかかわらず、そのうちの13%程度は「陰性」と判定されるのです。 こうしたことを防ぐためにも、毎年、がん検診を受ける。そうすれば、がんが進行性のものであったとしても、手遅れになるような事態を防ぐ可能性が高められるのです。まずは第一に、罹患率が高いがん「大腸がん」「肺がん」「胃がん」、さらに女性であれば、「乳がん」「子宮がん」も加える。これらの検査については優先して受診しましょう。自治体が実施しているがん検診を利用すれば、費用を抑えて定期的に受診できるメリットもあります。 多くの人にとって、がん検診は決して進んで受けたくなるようなものではありません。「受けるのが面倒」「時間がない」「費用がかかる」、そして「検査の結果を知るのが怖い」、そんな気持ちになってしまうのは無理もないことです。ですが、今受けなければ後々に悔やむことになることも少なくありません。がんになったときに、当人に最も精神的なダメージを与えるのが、「どうしてあの時、検診を受けなかったのだろうか」との後悔の念です。そして、すべての気持ちが後ろ向きになってしまうことです。こうなると治る可能性が高いがんですら、低くなってしまうこともある。男性なら40歳から、女性であれば30代後半からが、がん検診を受け始めたらよいでしょう。自分の周りのことを考えて、年に1回、がん検診を受けることをお勧めします。
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